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楽天モバイル、半導体不足が基地局整備に影響か



Rakuten Mobile (楽天モバイル)は楽天回線の整備で半導体不足の影響を受けていることが分かった。

これまで、Rakuten Mobileは「2021年夏頃までに人口カバー率96%達成見込み」と案内していたが、同社の公式ウェブサイトでは「2021年内に人口カバー率96%へ拡大予定」と表記を変更したことが確認できる。

当初より人口カバー率に関して「達成時期は、進捗状況等により変更となる場合があります。」と案内していたが、人口カバー率が96%に到達する時期は2021年夏頃から2021年内に変更したことになる。

表記の変更後は「時期は、世界的な半導体不足等による基地局設備への影響等で、変更となる場合があります」と案内しており、さらに変更となる場合があることも示唆した。

世界的な半導体不足は基地局を構成する通信設備の調達に影響を及ぼし、楽天回線の整備にも影響を与えている模様である。

実際に無線装置やアンテナなどの基地局を構成する通信設備には多くの半導体が使用されており、半導体不足が通信設備の生産および供給に影響を与える事態は十分に想定することができる。

なお、Rakuten Mobileが採用する無線装置に半導体を供給する米国企業の最高経営責任者(CEO)は世界的な半導体不足を前例のない出来事と表現しており、莫大な需要を満たせていないと認めたことが分かっている。

Rakuten Mobileは自社で基地局を開設して楽天回線を整備しており、楽天回線では第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式および第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を導入している。

「人口カバー率96%」は4Gの人口カバー率を意味する。

2021年5月末時点で4Gの人口カバー率は88.6%となっている。

4Gの整備で中心となるマクロ局の無線装置はフィンランドのNokia Solutions and Networksおよび韓国のKMWより調達している。

詳細な楽天回線の4Gおよび5Gの提供エリアや拡大予定はRakuten Mobileの公式ウェブサイトで確認できる。

Rakuten Mobile

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