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フィリピンのDITO Telecommunity、加入件数が200万件に



フィリピンの移動体通信事業者(MNO)であるDITO Telecommunity Corporationは加入件数が200万件に到達したことを発表した。

2021年8月3日までに加入件数が200万件に到達したという。

2021年3月8日の12時(フィリピン標準時)に移動体通信事業者として携帯通信サービスを商用化しており、加入件数は商用化から5ヶ月未満で200万件まで増加したことになる。

これまでに、加入件数は2021年6月16日までに100万件に到達していたことが分かっていた。

商用化から3ヶ月強で加入件数が100万件に達したが、100万件に到達してから2ヶ月足らずで200万件に到達しており、加入件数の伸長は加速している。

主に提供エリアの大幅な拡大が加入件数の伸長に貢献したと考えられる。

商用化の当初は提供エリアがセブ都市圏およびダバオ都市圏に限定されていた。

ただ、フィリピン全土で提供エリアを順次拡大しており、2021年8月3日までに約200の自治体に提供エリアを拡大したと案内している。

商用化の当初にはマニラ首都圏(メトロ・マニラ)の通称で知られる国家首都地域(NCR)も提供エリアに含まれていなかった。

しかし、2021年5月17日にはフィリピンの首都・マニラ市、旧首都・ケソン市、DITO Telecommunity Corporationの本社が所在するタギッグ市を含めた国家首都地域のすべての市町を提供エリアに追加した。

国家首都地域を含めて主要都市を中心に提供エリアを大幅に拡大しているため、加入件数の伸長が加速することになった。

フィリピンではSmart CommunicationsおよびGlobe Telecomに次いでフィリピン全土を対象区域とする第3の移動体通信事業者として新規参入した。

参考までに、2021年6月30日に終了した3ヶ月間となる2021年第2四半期末の時点でSmart Communicationsの加入件数は71,686,129件、Globe Telecomの加入件数は81,749,311件であるため、Smart Communicationsは7,000万件以上、Globe Telecomは8,000万件以上となっている。

DITO Telecommunity Corporationは第4世代移動通信システム(4G)を導入しており、将来的に第5世代移動通信システム(5G)を導入する計画である。

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