Rakuten Mobile Singapore、社名をRakuten Symphony Singaporeに
- 2021年08月14日
- Rakuten-総合
Rakuten Group (楽天グループ)の完全子会社で移動体通信事業者(MNO)であるRakuten Mobile (楽天モバイル)がシンガポールで設立したRakuten Mobile Singaporeは社名をRakuten Symphony Singaporeに変更したことが分かった。
シンガポール政府が運営するウェブサイトなどで確認できる。
変更後の正式な商号はRakuten Symphony Singapore Pte. Ltd.である。
登記上の本店所在地はシンガポールのセントラル・エリアに位置するRakuten Crimson House Singaporeで変更はない。
なお、Rakuten Crimson House SingaporeにはRakuten Groupのアジアにおける事業を統括するシンガポールのRakuten Asiaの本店も所在する。
Rakuten Mobile SingaporeはRakuten Communications Platform (RCP)の国際展開に向けて設立された。
設立日は2019年10月2日で、2020年4月8日より営業を開始している。
これまで、Rakuten Communications Platformの開発センターおよびグローバルにおける販売やマーケティングの本社として機能してきた。
ただ、2021年8月4日にRakuten Groupは通信用のプラットフォームに関連する新しい事業組織としてRakuten Symphony (楽天シンフォニー)を始動させることを発表した。
Rakuten Groupが保有するクラウドネイティブなオープン無線アクセスネットワーク(オープンRAN)インフラストラクチャに関連する製品やサービス、子会社や組織などをRakuten Symphonyに集約し、世界の通信事業者、企業、政府機関に通信用のプラットフォームを提供する計画という。
日本、シンガポール、インド、欧州、中東およびアフリカ、米国でRakuten Communications Platformを含めた通信用のプラットフォームなどを展開する国際的な事業組織となる。
Rakuten Mobile Singaporeの設立の経緯や事業内容を考慮すると、Rakuten Symphonyで中心的な役割を果たす事業会社として機能することになると考えられる。
そのため、Rakuten Symphony Singaporeに社名を変更したと思われる。
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