日本で5Gスマホmotorola edge 20を発売へ、XT2143-1が技適通過
- 2021年08月17日
- Android関連
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。
米国のMotorola Mobility製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「XT2143-1」が2021年6月30日付けでドイツのCTC advancedを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。
モバイルネットワークはNR (FR1, FDD) 2100(n1)/1800(n3)/ 900(n8)/700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 3700(n77)/3500(n78)/2500(n41) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/ 800(B18/B19/B26)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41)/ 2000(B34)/1900(B39/sXGP) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHzで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANの周波数は2.4GHz帯および5GHz帯に対応し、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応すると思われる。
XT2143-1は中国でmotorola edge 軽奢版として発表されている。
motorola edge 軽奢版はmotorola edge 20の中国版に相当するため、グローバルではmotorola edge 20として展開する。
そのため、日本ではmotorola edge 20として販売することになる。
motorola edge 20の型番が日本で販売するために必要な電波法に基づく工事設計認証を取得したため、Motorola Mobilityは日本でmotorola edge 20を発売するための準備を進めていることが分かる。
また、電波法に基づく工事設計認証では第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式でも認証を受けている。
日本国内でサブ6GHz帯のFR1で定義された周波数の5Gを利用できる。
日本では5Gに対応したSIMロックフリーのスマートフォンとして展開すると思われる。
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