TCL子会社が5GスマホFFALCON FF1を発表
- 2021年08月27日
- Android関連
中国を拠点とする英領ケイマン諸島のTCL Communication Technology Holdings (TCL通訊科技控股)の子会社で中国のJRD Communication (Shanghai) (捷開通訊科技(上海))はNR/LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM端末「FFALCON FF1 (雷鳥FF1)」を発表した。
第5世代移動通信システム(5G)に対応したミッドレンジのスマートフォンである。
OSにはAndroid 11を採用している。
チップセットは64bitに対応したQualcomm Snapdragon 690 5G Mobile Platformを搭載する。
CPUはオクタコアで、動作周波数は最大2.0GHzとなっている。
ディスプレイは約6.67インチFHD+(1080*2376)液晶となる。
カメラはリアにメインの約6400万画素CMOSイメージセンサ、超広角カメラの約800万画素CMOSイメージセンサ、マクロ用の約200万画素CMOSイメージセンサで構成されるトリプルカメラ、フロントに約1600万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はNR/LTE/W-CDMA/CDMA2000/GSM方式に対応している。
5GのNR方式はスタンドアローン(SA)構成およびノンスタンドアローン(NSA)構成に対応したデュアルモード5Gとなる。
SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズである。
Bluetoothおよび無線LANも利用できる。
システムメモリの容量は8GBで、内蔵ストレージの容量は128GBと256GBを用意する。
電池パックは内蔵式で、容量は4300mAhとなっている。
カラーバリエーションは2色展開である。
中国で販売することが決定しており、価格は内蔵ストレージの容量が128GBのモデルが2,499人民元(約42,000円)、256GBのモデルが2,799人民元(約48,000円)に設定されている。
なお、JRD Communication (Shanghai)は香港特別行政区のJRD Communication (Hong Kong)を通じて所有するTCL Communication Technology Holdingsの子会社で、初めてスマートフォンを製品化することになった。
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