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KDDIのIOTサイト、Smartphone for Snapdragon Insidersの仕様を修正



KDDIは台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)製のスマートフォン「Smartphone for Snapdragon Insiders」に関してau OPEN DEVICE DEVELOPER SITEに掲載した仕様を修正した。

KDDIは同社が運営するau OPEN DEVICE DEVELOPER SITEにIOT完了製品を掲載しており、2021年9月22日付けで第5世代移動通信システム(5G)に対応したIOT完了製品としてSmartphone for Snapdragon Insidersを追加していた。

IOT完了製品の一覧にはSmartphone for Snapdragon Insidersの仕様も掲載しているが、当初に掲載した仕様を修正したことが分かった。

修正点は主に2ヶ所で、5Gの無線方式であるNR方式の対応周波数と第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式の端末カテゴリである。

NR方式の対応周波数はサブ6GHz帯のFR1に変更はないが、ミリ波(mmWave)のFR2が追加された。

当初はFR2を完全に記載していなかったが、修正後はFR2でTDDのn257/n258/n260/n261を追加しており、最初はFR2の記載を忘れた状態で公開したと思われる。

なお、日本の移動体通信事業者(MNO)はKDDIを含めてFR2ではn257を導入しており、筆者はSmartphone for Snapdragon Insidersの実機でRakuten Mobile (楽天モバイル)のn257を利用できることを確認した。

FR1はFDDのn1/n2/n3/n5/ n7/n8/n12/n13/ n14/n18/n20/ n25/n26/n28/ n30/n66/n71、TDDのn38/n40/n41/n48/ n77/n78/n79で変わりない。

また、LTE方式の端末カテゴリはLTE DL Category 20およびLTE UL Category 13からLTE DL Category 20およびLTE UL Category 18に修正された。

下りには変更ないが、上りはLTE UL Category 13からLTE UL Category 18に変更したことになる。

参考までに、通信速度の技術規格上の理論値はLTE DL Category 20が下り最大2Gbps、LTE UL Category 13が上り最大150Mbps、LTE UL Category 18が上り最大211Mbpsである。

LTE方式の通信速度の理論値は下り最大2Gbps/上り最大211Mbpsとなることが分かる。

KDDI

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