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豪州のOptus、26GHz帯を使用したOptus 5G Maxを商用化



豪州(オーストラリア)の移動体通信事業者(MNO)であるOptus MobileはOptus 5G Maxとしてミリ波(mmWave)の周波数を使用した第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。

Optus 5G Maxに対応した端末の発売に伴い2021年10月28日よりOptus 5G Maxの提供を開始している。

Optus Mobileは2019年11月4日に5Gを商用化したが、当初はサブ6GHz帯の周波数を使用してきた。

まずは5G向けに割当を受けた3.5GHz帯で5Gを商用化し、2020年3月6日には第4世代移動通信システム(4G)向けに割当を受けた2.3GHz帯でも5Gを導入した。

5G向け周波数としてはミリ波の26GHz帯も取得しており、26GHz帯で5Gを導入するために準備を進めてきた。

26GHz帯は割当の対象となる27のすべての地域で取得に成功し、帯域幅は2の地域では600MHz幅であるが、残りの25の地域では800MHz幅を確保できた。

26GHz帯の5Gは2.3GHz帯の5Gや3.5GHz帯の5Gと比較して高速通信を実現できるため、Optus 5G Maxとして展開することになった。

Optus 5G Maxに対応した最初の端末は米国(アメリカ)のGoogle製のPixel 6 Proで、Optus Mobileでは2021年10月28日より販売を開始している。

なお、Optus 5G Maxの提供エリアは限定的で、2021年10月28日の時点ではニューサウスウェールズ州で6ヶ所、ビクトリア州で4ヶ所、クイーンズランド州で2ヶ所、合計で12ヶ所となっている。

5Gの無線方式はNR方式で、NR Bandは2.3GHz帯がFR1のn40、3.5GHz帯がFR1のn78、26GHz帯がFR2のn258である。

商用の5Gでn258を導入した移動体通信事業者は豪州および世界で2番目となる。

Optus Mobileは新しい周波数を使用することで、さらに高速な5Gを実現できると説明している。

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