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インドネシアのIndosatが最後の決算、2021年Q3は黒字に



カタールの移動体通信事業者(MNO)であるOoredooは2021年第3四半期の業績を発表した。

Ooredooの業績の発表に伴いOoredooの子会社でインドネシアの移動体通信事業者であるIndosatの2021年第3四半期の業績も判明している。

Indosatの2021年9月30日に終了した3ヶ月間となる2021年第3四半期の売上高は前年同期比15.7%増の20億4,535万1,000カタールリヤル(約640億780万円)、税引前当期純利益は前年同期比285.9%増の6,463万カタールリヤル(約20億2,255万円)で、黒字転換を果たした。

事業別の業績も公表しており、電気通信サービス事業は前年同期比16.3%増の20億4,261万6,000カタールリヤル(約639億2,221万円)で、全体の99.9%を占めた。

Indosatは固定通信に参入しておらず、Indosat Ooredooとして展開する携帯通信に集中しているため、電気通信サービス事業は携帯通信サービス事業を意味すると考えて問題ない。

業績の発表に伴い2021年9月30日時点の事業データも判明している。

携帯通信サービスの加入件数は前年同期比3.2%増の62,313,810件である。

このうちポストペイド回線が1,606,269件で2.6%、プリペイド回線が60,707,541件で97.4%を占めた。

2021年第3四半期のカタールリヤル(QAR)ベースのARPUはポストペイド回線が17.3カタールリヤル(約541円)、プリペイド回線が8.6カタールリヤル(約269円)、総合が8.8カタールリヤル(約275円)となった。

OoredooはIndosatに関して2021年第3四半期に重大な決定を下した。

Ooredooは2021年9月16日に香港特別行政区を拠点とする英領ケイマン諸島のCK Hutchison Holdings (長江和記実業)とIndosatおよびCK Hutchison Holdingsの子会社でインドネシアの移動体通信事業者であるHutchison 3 Indonesiaの合併で合意に達し、規制当局の承認を前提として2021年12月末までに完了すると推定している。

合併後の社名はIndosat Ooredoo Hutchisonとすることで決定しており、Ooredooによる持分比率は32.8%となる予定であるため、Ooredooの関連会社として扱う。

すべての手続きが予定通りに完了する場合は、Indosatとしての業績の発表は2021年第3四半期が最後である。

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