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Speed Wi-Fi 5G X11 NAR01はアップデートでn41に対応へ、n41で技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。

KDDI、KDDIの連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)およびUQ Communications向けのNEC Platforms製のNR/LTE/W-CDMA端末「NAR01」が2021年4月19日付けでDSP Researchを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。

工事設計認証番号は003-210028である。

モバイルネットワークはNR (FR1, FDD) n28, NR (FR1, TDD) n41/n77/n78, LTE (FDD) B1/B3/B18, LTE (TDD) B41, W-CDMA Iで認証を受けている。

ほかにBluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。

NAR01はSpeed Wi-Fi 5G X11 NAR01として発表されている。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneがauのラインナップ、UQ CommunicationsがUQ WiMAXのラインナップで取り扱い、いずれも2021年10月15日に発売した。

auおよびUQ WiMAXの公式ウェブサイトには対応周波数を掲載しているが、n41の記載はない。

ただ、電波法に基づく工事設計認証ではn41でも通過したため、ハードウェアとしてはn41に対応していることを確認できる。

将来的にソフトウェアのアップデートを通じてn41に対応すると思われる。

n41はUQ Communicationsが導入する計画で、全国広帯域移動無線アクセスシステム(全国BWA)向けに割当を受けた2.5GHz帯の周波数を使用する。

2.5GHz帯では第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と高い互換性を確保したWiMAX Release 2.1 Additional Elements方式(WiMAX R2.1 AE方式)を導入しており、事実上のLTE方式となっている。

2022年秋より2.5GHz帯で第5世代移動通信システム(5G)を導入する計画を発表しており、NR方式の技術を導入してn41として運用することになる。

総務省が運用する電波利用ホームページを参照すると、すでに千葉県松戸市および佐賀県佐賀市ではそれぞれ1局ずつn41の基地局を開設しているが、2022年秋の正式な商用化に伴いNAR01もn41に対応すると思われる。

総務省

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