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タイのAISが2021年Q3の業績を発表、5Gは150万件に



タイのAdvanced Info Service (AIS)は2021年第3四半期の業績を発表した。

2021年9月30日に終了した3ヶ月間となる2021年第3四半期の連結売上高は前年同期比1.6%増の423億7,655万3,000タイバーツ(約1,450億8,715万円)で、所有者に帰属する当期純利益は前年同期比2.1%減の63億7,406万2,000タイバーツ(約218億2,376万円)となった。

業績の発表に伴い事業別の業績も公表している。

携帯通信サービス事業は前年同期比1.5%減の332億200万タイバーツ(約1,136億8,992万円)で、全体の78.3%と80%近くを占めた。

業績報告の事業区分を基準に携帯通信サービス事業が最大の事業と分かる。

携帯通信サービス事業を中心とする携帯通信分野の事業は子会社でタイの移動体通信事業者(MNO)であるAdvanced Wireless Network (AWN)が事業会社かつ免許人となる。

なお、Advanced Wireless Networkに対するAdvanced Info Serviceの持分比率は99.99%である。

業績の発表と同時に2021年9月30日時点の事業データも公表している。

携帯通信サービスの加入件数は前年同期比6.6%増の43,657,900件となった。

このうちポストペイド回線が前年同期比15.4%増の11,275,300件で25.8%、プリペイド回線が前年同期比3.9%増の32,381,600件で74.2%を占める。

第5世代移動通信システム(5G)の加入件数は約150万件で、全体の3.4%程度となっている。

2021年第3四半期のタイバーツ(THB)ベースのARPUはポストペイド回線が前年同期比5.5%減の470タイバーツ(約1,609円)、プリペイド回線が前年同期比12.1%減の138タイバーツ(約473円)、総合が前年同期比5.9%減の223タイバーツ(約764円)である。

5Gの取り組みに関しても案内しており、5Gの人口カバー率はタイ全土で42%以上、タイの首都・バンコク都および東部経済回廊(EEC)では90%以上に達した。

2021年9月21日までに5Gの基地局を10,000ヶ所以上に開設している。

なお、タイでは最初に5Gを導入しており、2020年3月2日に5Gを商用化した。

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