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バングラデシュ国有のTeletalk、5G基地局はNokiaを採用



バングラデシュの移動体通信事業者(MNO)であるTeletalk BangladeshはフィンランドのNokia Solutions and Networksより第5世代移動通信システム(5G)の基地局を構成する通信設備を調達することが分かった。

Nokia Solutions and Networksは報道発表資料を通じてTeletalk Bangladeshよりバングラデシュで最初の5Gを展開するために通信設備のベンダとして選定されたことを発表した。

アンテナ一体型無線装置を含めた最新のAirScaleシリーズの通信設備をTeletalk Bangladeshに供給する計画という。

Teletalk Bangladeshは株式の全部をバングラデシュ政府が保有する国有の移動体通信事業者で、2004年12月26日に設立した。

通信設備は当初よりNokia Solutions and Networksから調達してきた。

Nokia Solutions and Networksと協力して第2世代移動通信システム(2G)、第3世代移動通信システム(3G)、第4世代移動通信システム(4G)を導入および運用しており、5Gでも引き続き協力することになる。

5G向け周波数はバングラデシュの政府機関で電気通信分野などの規制を司るバングラデシュ電気通信規制委員会(Bangladesh Telecommunication Regulatory Commission:BTRC)よりサブ6GHz帯の3.5GHz帯で60MHz幅の割当を受けた。

5Gの導入を条件として3.5GHz帯の割当を受けたため、3.5GHz帯を使用して5Gを導入する予定で、2021年12月に5Gを導入することを目標としている。

5Gの無線方式はNR方式を採用し、NR BandはFR1のn78となる見込みである。

5Gを導入する詳細な日程までは公表していないが、バングラデシュの独立50周年を祝賀してバングラデシュで最初の5Gを導入する計画という。

バングラデシュは1971年12月16日にパキスタンから独立しており、50周年を迎える2021年12月16日または前後の日程で5Gを導入する計画と思われる。

これまでに、バングラデシュの移動体通信事業者は5Gを導入していないため、バングラデシュで最初に5Gを導入する移動体通信事業者となる予定である。

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