スーダンのDAL Group、携帯電話事業者Zain Sudanの買収を提案
- 2021年12月22日
- 海外携帯電話
クウェートの移動体通信事業者(MNO)でZainとして携帯通信事業などを展開するMobile Telecommunications Companyはスーダンの子会社に関して法的拘束力を持たない提案を受領したことを発表した。
提案の内容も公表しており、スーダンのDAL Groupの子会社でアラブ首長国連邦(UAE)のInvictus HoldingがMobile Telecommunications Companyの完全子会社でスーダンのSudanese Mobile Telephone (Zain) CompanyおよびKuwaiti Sudanese Holding Companyを13億米ドル(約1,476億1,760万円)で買収することを提案したという。
Mobile Telecommunications Companyの取締役会は提案の内容を審査することで合意しており、審査したうえで判断する計画である。
また、南スーダンに関しては提案に含まれていないことを明確化している。
Sudanese Mobile Telephone (Zain) Companyはスーダンの移動体通信事業者で、Zainとしてスーダン全土で携帯通信事業を展開する。
過去には南スーダンの領域でも携帯通信事業を展開していたが、スーダンの南部に位置した10州は2011年7月9日に南スーダンとして独立した。
南スーダンの独立後はMobile Telecommunications Companyが南スーダンで完全子会社として新設したSouth Sudanese Mobile Telephoneが携帯通信事業を承継しており、スーダンと同様にZainとして携帯通信事業を行う。
すでにスーダンと南スーダンでは異なる事業会社が携帯通信事業を展開しているが、過去の経緯を考慮して南スーダンは提案の対象外と明確化したと思われる。
DAL Groupはスーダンで最大規模を有する民間の複合企業で、様々な分野の事業に参入しており、携帯通信事業に関心を示している。
Mobile Telecommunications Companyはクウェート政府系の移動体通信事業者で、クウェート、スーダン、南スーダンを含めた複数の国で携帯通信事業を展開している。
筆頭株主はクウェートの政府系ファンドであるクウェート投資庁(Kuwait Investment Authority)で、持分比率は24.6%である。
携帯通信事業は中東およびアフリカで展開しているが、基本的に中東が中心となっている。
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