ソフトバンク、ウィルコム沖縄を吸収合併

SoftBankは同社の完全子会社であるWILLCOM OKINAWA (ウィルコム沖縄)を吸収合併すると発表した。

SoftBankは2021年12月22日に開催した取締役会でSoftBankを存続会社、WILLCOM OKINAWAを消滅会社とする吸収合併を実行することで決議したという。

SoftBankおよびWILLCOM OKINAWAは2021年12月22日に合併契約を締結し、2022年4月1日を効力発生日として合併を実行する予定である。

合併の効力発生をもってWILLCOM OKINAWAは解散することになる。

なお、完全子会社を対象とする簡易吸収合併であるため、開示事項および内容を一部省略して情報を開示している。

WILLCOM OKINAWAは沖縄県内で電気通信事業を展開する事業会社である。

沖縄県内のY!mobileの携帯通信サービスはWILLCOM OKINAWAより提供しており、WILLCOM OKINAWAで契約する顧客以外とは契約関係が異なる状況となっている。

また、変化の激しい情報通信業界で継続的な企業価値の向上を図り、Beyond Carrierの推進および徹底したコストの効率化による構造改革に取り組んでいるという。

一連の状況で組織および事業の合理化を図り、経営資源を効率化するためにWILLCOM OKINAWAを吸収合併することになった。

2022年4月1日以降はSoftBankがWILLCOM OKINAWAの権利義務を承継する。

そのため、2022年4月1日以降はWILLCOM OKINAWAが沖縄県内で提供するY!mobileの携帯通信サービスはSoftBankが継続して提供し、提供事業者はWILLCOM OKINAWAからSoftBankに変更される。

2022年4月11日から2022年4月30日までにシステム上の顧客情報をWILLCOM OKINAWAからSoftBankに順次変更する予定である。

変更期間中に機種変更や情報変更を実施した場合に一部の画面でWILLCOM OKINAWAと表示される場合があるが、手続きに問題はないという。

合併に伴う連結業績に与える影響は軽微で、顧客側の手続きは不要となっている。

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