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NTTドコモが700MHz帯と3.4GHz帯で5G導入へ、総務省が認定



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)はNTT DOCOMOが申請した3.9世代移動通信システム(3.9G)等の普及のための特定基地局の開設計画(以下、3.9G等普及の開設計画)および第4世代移動通信システム(4G)等の普及のための特定基地局の開設計画(以下、4G等普及の開設計画)の変更を2021年12月28日付けで認定した。

3.9Gおよび4Gでは2019年4月に第5世代移動通信システム(5G)向けとして割当した周波数より広域なエリアの構築に有利な低い周波数を使用している。

広域な5Gのエリアを構築するために3.9Gおよび4G向けの周波数を5Gで使用する需要が高まり、総務省では2020年8月に技術基準の制度整備を行った。

NTT DOCOMOは3.9Gおよび4G向け周波数で5Gを導入するために電波法(昭和25年法律第131号)第27条の14第1項の規定に基づき認定を受けた3.9G等普及の開設計画および4G等普及の開設計画の変更申請を行い、総務省は変更申請を審査して認定した。

5Gのエリアの拡大に対する期待感の高まりや半導体サプライチェーンの動向など環境変化を受けて、NTT DOCOMOでは2022年度以降の計画の見直しを進めており、開設計画の変更を認定後に計画の変更を再度申請する方向である。

3.9Gおよび4G向け周波数では一般的に4Gの無線方式として認識されているLTE方式を導入しているが、5Gへの高度化に伴い5Gの無線方式であるNR方式を導入することになる。

NTT DOCOMOは3.9G等普及の開設計画では700MHz帯、4G等普及の開設計画では3.4GHz帯の周波数を指定して認定を受けたため、700MHz帯および3.4GHz帯で5Gを導入することが分かる。

NR Bandは700MHz帯がFR1のn28、3.4GHz帯がFR1のn78となる見通しである。

開設計画の変更を認定後に計画の変更を再度申請する方向であるため、700MHz帯および3.4GHz帯で5Gを導入する時期は改めて案内すると思われる。

総務省

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