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Ooredoo Myanmarの2021年通期の業績が判明、ミャンマー情勢が影響



カタールの移動体通信事業者(MNO)であるOoredooは2021年通期の業績を発表した。

Ooredooは2021年通期の業績の発表に伴いOoredooの完全子会社でミャンマー(ビルマ)の移動体通信事業者であるOoredoo Myanmarの2021年通期の業績も案内している。

Ooredoo Myanmarの2021年12月31日に終了した12ヶ月間となる2021年通期の売上高は前年同期比8.8%増の10億6,796万2,000カタールリヤル(約339億2,430万円)、税引前当期純損失は前年同期比963.1%増の35億1,779万3,000カタールリヤル(約1,117億4,029万円)となった。

事業別の業績も公表しており、電気通信サービス事業は前年同期比8.8%増の10億5,356万3,000カタールリヤル(約334億6,691万円)である。

電気通信サービス事業は全体の98.7%と大半を占めている。

Ooredoo Myanmarは固定通信に参入しておらず、移動体通信事業者として展開する携帯通信に集中しているため、電気通信サービス事業は携帯通信サービス事業を意味する。

前年同期比で赤字幅が大幅に拡大したが、2021年通期にミャンマー情勢を考慮して22億5,212万4,000カタールリヤル(約715億3,975万円)の減損損失を計上したことが主な要因である。

ミャンマーでは2021年2月1日に政変が発生し、ミャンマー当局の指示に基づき特定の地域で特定の地域で携帯通信サービスの中断または制限を余儀なくされるなど事業に深刻な影響を与えた。

業績の発表に伴い2021年12月31日時点の事業データも公表している。

携帯通信サービスの加入件数は前年同期比21.9%減の11,490,757件である。

携帯通信サービスの加入件数のうちポストペイド回線は23,240件で0.2%、プリペイド回線は11,467,517件で99.8%を占めている。

ARPUはカタールリヤル(QAR)ベースで四半期ごとに案内している。

2021年12月31日に終了した3ヶ月間となる2021年第4四半期のARPUはポストペイド回線が10.6カタールリヤル(約337円)、プリペイド回線が7.1カタールリヤル(約226円)、総合が7.1カタールリヤルとなった。

2021年通期はデジタル化の推進に努め、デジタル化の一環としてアプリケーションの利用を推進している。

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