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タイのAISが2022年Q1の業績を発表、5Gの加入件数は約280万件に



タイのAdvanced Info Service (AIS)は2022年第1四半期の業績を発表した。

2022年3月31日に終了した3か月間となる2022年第1四半期の連結売上高は前年同期比1.3%減の452億7,900万タイバーツ(約1,687億2,279万円)、所有者に帰属する当期純利益は前年同期比5.0%減の63億1,100万タイバーツ(約235億521万円)となった。

業績の発表に伴い事業別の売上高も公表している。

携帯通信サービスは前年同期比1.7%減の288億4,700万タイバーツ(約1,074億4,016万円)、SIMカードおよび携帯端末の販売は前年同期比4.3%減の92億7,000万タイバーツ(約345億2,596万円)で、それぞれ全体の63.7%と20.5%を占めた。

業績報告の事業区分を基準に携帯通信サービスが最大の事業で、携帯通信関連事業は合計で84.2%を占めることも分かる。

携帯通信関連事業は連結子会社でタイの移動体通信事業者(MNO)であるAdvanced Wireless Network (AWN)が主力の事業会社として展開する。

なお、Advanced Wireless Networkに対するAdvanced Info Serviceによる持分比率は99.99%である。

2022年3月31日時点の事業データも公表している。

携帯通信サービスの加入件数は前年同期比4.3%増の44,623,200件となった。

このうちポストペイド回線が11,760,100件で26.4%、プリペイド回線が32,863,100件で73.6%を占めた。

第5世代移動通信システム(5G)の加入件数は約280万件で、全体の6.3%となっている。

5Gに対応した端末の利用者は約300万人に達した。

5Gの加入件数は5Gに対応したプランの加入件数を示し、必ずしも5Gに対応した端末を利用しているとは限らない。

また、5Gに対応した端末の利用者が必ずしも5Gに対応したプランに加入しているとも限らず、少なくとも約20万人は5Gに対応した端末を利用しているが、5Gに対応したプランには加入していないことになる。

5Gはサブ6GHz帯(Sub6)の700MHz帯および2.5GHz帯の周波数を使用して整備を進めており、5Gの基地局は2022年3月22日までにタイ全土の2,100か所で開設した。

2022年3月22日時点の5Gの人口カバー率はタイの首都・バンコク都(クルンテープ都)では99%、東部経済回廊(EEC)でも99%、タイ全土では78%となっている。

タイでは最初に5Gを導入しており、2020年3月2日に5Gを商用化した。

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