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旧Etisalat Groupのe&、Vodafone Groupの筆頭株主に



アラブ首長国連邦(UAE)のEmirates Telecommunications Group Companyは英国(イギリス)のVodafone Groupの株式を取得したと発表した。

Emirates Telecommunications Group Companyは完全子会社で英領ケイマン諸島のAtlas 2022 Holdingsを通じて約44億米ドル(約5,691億5,540万円)でVodafone Groupの株式の約9.8%に相当する27億6,619万7,163株を取得したと案内している。

Vodafone Groupに対する持分比率は米国(アメリカ)のBlackRockを上回り、Emirates Telecommunications Group CompanyがVodafone Groupの筆頭株主となった。

国際市場で存在感を高める経営方針のもとでVodafone Groupに出資しており、次世代の通信技術を含めた研究開発、技術的応用、共同調達の分野でVodafone Groupと提携を検討する。

Vodafone Groupの経営方針を全面的に指示する立場で、Vodafone Groupの取締役会や経営陣の支配もしくは影響力の確保は求めず、長期的かつ支援的な株主として行動する意向を明確化した。

Emirates Telecommunications Group Companyはアラブ首長国連邦国有の総合的な電気通信事業者である。

アラブ首長国連邦の連邦首都およびアラブ首長国連邦を構成するアブダビ首長国の首都を兼ねるアブダビ市に本社が所在する。

アラブ首長国連邦政府が首長国投資庁(Emirates Investment Authority:EIA)を通じて株式の60%を保有している。

これまで、Etisalat Groupをグループの通称として展開してきたが、2022年2月23日から新たにe&をグループのブランドに定めた。

中東を含むアジアやアフリカで携帯通信事業を展開しており、子会社と関連会社を通じてアラブ首長国連邦、サウジアラビア、アフガニスタン、パキスタン、エジプト、モロッコ、ベナン、ブルキナファソ、中央アフリカ共和国、ガボン、コートジボワール、マリ、モーリタニア、ニジェール、トーゴ、チャドで移動体通信事業者(MNO)として携帯通信事業を行う。

一方、Vodafone Groupは欧州(ヨーロッパ)やアフリカを中心に世界各地で携帯通信事業の実績が豊富である。

子会社と関連会社を通じて英国、アルバニア、チェコ共和国、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、オランダ、ポルトガル、ルーマニア、西領セウタと西領メリリャを含むスペイン、インド、豪州(オーストラリア)、トルコ、北キプロス、コンゴ民主共和国(DRコンゴ)、エジプト、ガーナ、ケニア、レソト、モザンビーク、南アフリカ、タンザニアで移動体通信事業者として携帯通信事業を展開する。

エジプトにはEmirates Telecommunications Group CompanyとVodafone Groupの両社が携帯通信事業で参入していることになる。

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