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Galaxy Z Flip4とGalaxy Z Fold4、韓国版では初のeSIM対応に



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)が発表したスマートフォン「Samsung Galaxy Z Flip4」および「Samsung Galaxy Z Fold4」の韓国版はeSIMに対応することが分かった。

Samsung Electronicsはグローバル向けとは異なる内容のインフォグラフィックを韓国向けに公開しており、韓国版の仕様の一部が判明している。

韓国向けのインフォグラフィックを参照すると、韓国版のSamsung Galaxy Z Flip4およびSamsung Galaxy Z Fold4はeSIMにも対応することを確認できる。

韓国版のSamsung Galaxy Z Flip4およびSamsung Galaxy Z Fold4はNano SIM (4FF)に加えて内蔵式のeSIMも利用できることになる。

これまでに、Samsung Electronicsは韓国でeSIMに対応したスマートフォンを製品化した実績がない。

そのため、発表日を基準としてSamsung Electronics製のスマートフォンの韓国版としては初めてeSIMに対応することになった。

初めてeSIMに対応した背景として韓国政府のスマートフォンeSIM導入政策と制度整備が関連している。

韓国では2021年7月にスマートフォン向けのeSIMの導入に向けて韓国の政府機関、韓国の移動体通信事業者(MNO)、Samsung Electronicsを含めた携帯端末メーカー、関連する機関がeSIM協議体を結成して議論を重ねてきた。

議論の結果を反映して韓国の政府機関である科学技術情報通信部(Ministry of Science and ICT:MSIT)や国立電波研究院(National Radio Research Agency:RRA)が主導してeSIMに関する制度整備に取り組むことになった。

科学技術情報通信部の通信利用制度課は科学技術情報通信部告示第2022-25号として電気通信設備の相互接続基準の一部を改正、国立電波研究院の技術基準課は国立電波研究院公告第2022-22号として電気通信事業用無線設備の技術基準一部改正を公布し、SIMの定義を既存のICカード型のSIMカードから内蔵式のeSIMにも拡張するなどスマートフォンeSIM導入政策を反映している。

いずれも2022年9月1日に施行することが決定しており、韓国の移動体通信事業者は施行に合わせて2022年9月1日よりスマートフォン向けにeSIMの提供を開始する予定である。

韓国では2022年9月1日より本格的にスマートフォン向けのeSIMを商用化するため、2022年8月26日に発売するSamsung Galaxy Z Flip4およびSamsung Galaxy Z Fold4の韓国版はeSIMに対応することになった。

Samsung

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