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マカオ特別行政区における2022年7月の携帯電話加入件数が判明



マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を司る郵電局(Direccao dos Servicos de Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における電気通信分野の統計資料を更新した。

電気通信分野の統計資料の更新に伴い2022年7月末時点の情報を公表している。

携帯電話サービスの加入件数は1,195,514件で、2022年7月に120万件を下回った。

前月比では2021年12月から8か月連続で減少する結果となった。

マカオ特別行政区政府は四半期ごとにマカオ特別行政区の人口を公表しており、直近では2022年第2四半期末時点で約677,300人となっている。

加入件数と人口の数値に1か月の開きがあるが、おおよその携帯電話サービスの人口普及率は約176.51%となる。

なお、マカオ特別行政区では厳格な行動制限の発動に伴い政府機関の業務を一時的に縮小していた。

郵電局の業務も一部を停止したため、電気通信分野の統計資料の更新に遅延が発生していたが、2022年7月分の更新からは遅延を解消している。

加入件数は契約種別ごとの内訳も公表しており、第3世代移動通信システム(3G)のポストペイド回線が21,300件、3Gのプリペイド回線が7,100件、LTEのポストペイド回線が882,685件、LTEのプリペイド回線が284,429件となった。

回線の定義は3Gがマカオ特別行政区で3GのW-CDMA方式もしくはCDMA2000方式を利用できる回線、LTEがマカオ特別行政区でLTE方式と3Gを利用できる回線となる。

3Gは世代の名称で、LTEは第4世代移動通信システム(4G)の無線方式の名称であるため、郵電局は世代と無線方式の表記を統一していないが、郵電局と同様の表記を採用した。

支払方式別の比率はポストペイド回線が903,985件で約75.61%、プリペイド回線が291,529件で約24.39%、通信別の比率は3Gが28,400件で約2.38%、LTEが1,167,114件で約97.62%である。

マカオ特別行政区ではCompanhia de Telecomunicacoes de Macau (澳門電訊:CTM)、Hutchison – Telephone (Macau) (和記電話(澳門))、SmarTone – Comunicacoes Moveis (數碼通流動通訊(澳門))、China Telecom (Macau) (中國電信(澳門))の4社が移動体通信事業者(MNO)として携帯通信事業を行う。

4社とも第5世代移動通信システム(5G)は導入しておらず、Companhia de Telecomunicacoes de MacauおよびChina Telecom (Macau)の2社が郵電局に5Gの免許を申請した。

統計資料では4社の移動体通信事業者が集計の対象となる。

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