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NTTドコモ向けと思われるFCNT製の5G端末FMP192-SWIMMYが技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。

FCNT製のNR/LTE端末「FMP192-SWIMMY」が2022年8月25日付けで電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。

工事設計認証番号は011-220056である。

携帯通信網はNR (FR1, FDD) n1/n28, NR (FR1, TDD) n78/n79, LTE (FDD) B1/B3/B21/B19, LTE (TDD) B42で認証を受けている。

Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。

無線LANの周波数は2.4GHz帯および5GHz帯を利用できる。

FMP192-SWIMMYは未発表端末のメーカー型番である。

工事設計認証で通過した携帯通信網の周波数からNTT DOCOMO以外の移動体通信事業者(MNO)向けになることはないと考えられる。

sXGPのLTE (TDD) B39では通過していないため、ローカル5G向けを含めた法人向けではないことも推測できる。

そのため、順当にNTT DOCOMO向けに準備していると思われる。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式や第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式には対応しているが、第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式では工事設計認証を通過していない。

NTT DOCOMOの5G契約では日本国内でW-CDMA方式に準拠したFOMAは利用できないが、NTT DOCOMOが展開する5Gのスマートフォンでは主に国際ローミングを想定してW-CDMA方式には対応している。

NTT DOCOMOが展開する5GのスマートフォンでもNTT DOCOMOの5G契約以外のSIMを使用時に日本国内でW-CDMA方式を利用できる場合があるため、工事設計認証ではW-CDMA方式の周波数でも通過することが一般的である。

しかし、FMP192-SWIMMYはW-CDMA方式の周波数では工事設計認証を通過していないため、W-CDMA方式に非対応もしくは日本国内でW-CDMA方式を有効化できない仕様と考えられる。

W-CDMA方式を実装していない場合は国際ローミングを想定していない端末となることも予想できる。

総務省

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