Appleが2022会計年度Q4の業績を発表、日本以外では伸長
- 2022年10月30日
- Apple関連
米国(アメリカ)のAppleは2022会計年度第4四半期の業績を発表した。
2022年9月24日に終了した3か月間となる2022会計年度第4四半期の連結売上高は前年同期比8.1%増の901億4,600万米ドル(約13兆2,925億円)、当期純利益は前年同期比0.8%増の207億2,100万米ドル(約3兆554億円)となった。
第4四半期の業績としては過去最高の連結売上高を記録したという。
Appleはマクロ経済の背景が難しく不安定でも効率的に実行できることを示したと説明した。
業績の発表に伴い連結売上高の詳細な地域別内訳および製品別内訳も公表している。
地域別内訳は米州(アメリカ州)が44.2%、欧州(ヨーロッパ)が25.3%、中華圏が17.2%、日本が6.3%、アジア太平洋地域が7.1%となっている。
Appleの業績報告における地域区分を基準として日本以外は前年同期比で増収を記録して伸長したが、日本は前年同期比4.9%減となった。
前年同期は日本がアジア太平洋地域を上回っていたが、2022会計年度第4四半期は逆転した。
なお、米州には北米(北アメリカ)、中米(中央アメリカ)、南米(南アメリカ)、カリブ海地域、中華圏には中国本土(中国大陸)、香港特別行政区、マカオ特別行政区、台湾を含み、アジア太平洋地域には中華圏および日本を含まない。
製品別内訳はiPhoneが47.2%、Macが12.8%、iPadが7.9%、ウェアラブルとホームおよびアクセサリが10.7%、サービスが21.3%である。
引き続きiPhoneが50%近くを占めており、Appleにとって最大の主力製品となっている。
地域別内訳および製品別内訳ともに合計値は100%とならないが、四捨五入して表記したためである。
2022会計年度第4四半期にはiPhoneの新機種を発売しており、2022年9月16日にiPhone 14、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxの販売を開始した。
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