ソフトバンクが3Gの終了日を決定、2024年1月31日に終了へ
- 2022年11月14日
- SoftBank-総合
SoftBank Corp.は第3世代移動通信システム(3G)の無線方式であるW-CDMA方式に準拠した3Gサービスの提供を2024年1月31日に終了することで決定したと発表した。
SoftBank Corp.は2019年12月6日付けのプレスリリースで2024年1月下旬に3Gサービスの提供を終了すると発表していたが、3Gサービスの提供を終了する詳細な日程までは決定していなかった。
2022年11月14日付けのプレスリリースでは2024年1月下旬と案内していた3Gサービスの終了日を2024年1月31日とすることで決定したと案内している。
3Gの料金プランに加入もしくは3Gの機種を利用している場合に2024年2月1日以降もSoftBank Corp.の携帯通信サービスを利用するためには第4世代移動通信システム(4G)や第5世代移動通信システム(5G)の料金プランに加入もしくは4Gや5Gの機種に変更する必要がある。
3Gサービスの提供の終了はSoftBank Corp.が移動体通信事業者(MNO)として提供するSoftBank、Y!mobile、LINEMOの携帯通信サービス、LINE MOBILEのソフトバンク回線、SoftBank Corp.から卸提供を受ける仮想移動体通信事業者(MVNO)の携帯通信サービスが影響を受ける。
SoftBank Corp.の3Gサービスは英国(イギリス)のVodafone Groupが子会社化したJ-Phoneの時代にVodafone Global Standardとして2002年12月20日に商用化した。
eAccessの完全子会社化に伴い取得した周波数も含めると、900MHz帯、1.5GHz帯、1.7GHz帯、2.1GHz帯の周波数を使用してW-CDMA方式を運用してきた。
バンドは900MHz帯がBand VIII、1.5GHz帯がBand XI、1.7GHz帯がBand IX、2.1GHz帯がBand Iである。
Band XIは2017年3月31日の2時、Band IXは2018年2月1日の0時に提供を終了しており、Band IおよびBand VIIIの提供を継続しているが、2024年1月31日に終了することになった。
W-CDMA方式の運用の終了に伴いW-CDMA方式で使用する周波数は有効活用する計画である。
SoftBankでは2022年11月16日より3Gから4Gや5Gへ移行を促進するための取り組みを拡充する。
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