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CTMがマカオ初の5G商用化、n79やn257も導入へ



マカオ特別行政区の移動体通信事業者(MNO)であるCompanhia de Telecomunicacoes de Macau (澳門電訊:CTM)は第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。

Companhia de Telecomunicacoes de Macauは2022年11月14日より5Gの提供を開始している。

ポストペイドプランおよびプリペイドプランの両方で5Gに対応した料金プランを展開する。

ポストペイドプランでは携帯端末の購入を伴うハンドセットバンドルプランもしくは携帯端末の購入を伴わないSIMオンリープランから選択できる。

5Gに対応した携帯端末としては複数のスマートフォンおよびタブレットを用意しているが、2022年11月14日時点で米国(アメリカ)のApple製の携帯端末ではCompanhia de Telecomunicacoes de Macauの5Gを利用できない。

Apple製の携帯端末ではキャリア設定のアップデートを通じてCompanhia de Telecomunicacoes de Macauの5Gに対応する予定で、キャリア設定のアップデートを実施する時期は確定していない。

プリペイドプランでは5Gプリペイドカードを用意している。

5Gの無線方式としてはNR方式を採用した。

無線アクセスネットワーク(RAN)構成はスタンドアローン(SA)構成のOption 2およびノンスタンドアローン(NSA)構成のOption 3xのデュアルモードである。

将来的に使用する計画の周波数も含めて、NR方式では700MHz帯、1.8GHz帯、2.1GHz帯、3.5GHz帯、4.7GHz帯、28GHz帯の周波数を使用する。

NR Bandは700MHz帯がFR1のn28、1.8GHz帯がFR1のn3、2.1GHz帯がFR1のn1、3.5GHz帯がFR1のn78、4.7GHz帯がFR1のn79、28GHz帯がFR2のn257となる。

通信速度は通信環境が良好な場所では下り1.6Gbps程度に達するが、屋外で平均的な実測値は下り300Mbps/上り70Mbps前後を期待するという。

屋外の面積カバー率は2023年12月末までに99%以上を実現する計画である。

これまでに、マカオ特別行政区の移動体通信事業者は5Gを導入していない。

そのため、Companhia de Telecomunicacoes de Macauはマカオ特別行政区で最初に5Gを商用化した移動体通信事業者となった。

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