NTTドコモ向け日本製スマホarrows N F-51CがGCF通過
- 2022年12月06日
- docomo-FUJITSU
NTT DOCOMO向けのFCNT製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「F-51C」が2022年11月14日付けでGlobal Certification Forum (GCF)の認証を通過した。
携帯通信網はNR (FR1, FDD) n1/n28, NR (FR1, TDD) n78/n79, LTE (FDD) B1/B3/B5/ B12/B19/B21, LTE (TDD) B39/B42, W-CDMA I/V, GSM 850/900/1800/1900で認証を受けている。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応しているが、無線アクセスネットワーク(RAN)構成はノンスタンドアローン(NSA)構成で動作する。
そのため、E-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)を適用して第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と同時通信することになる。
SIMは取り外しが可能なICカード型のSIMカードおよび取り外しが不可能なeSIMを利用できる。
F-51CはNTT DOCOMOよりarrows N F-51Cとして発表されている。
5Gに対応した日本製のスマートフォンである。
企画や設計から製造まで一貫して日本国内で実施したMade in Japanの製品となる。
製造は兵庫県加東市に所在するJapan E.M. Solutions (JEMS)の工場で行う。
環境に配慮して設計しており、本体部品の約67%にリサイクル素材を使用している。
なお、本体部品の約67%は電気および電子部品を除いた部品総重量に対するリサイクル素材の割合を意味する。
リアパネルなどの素材は再生プラスチックを採用しており、フレームなどの素材は再生アルミニウムを採用した。
ほかに製造過程では再生エネルギーを使用したほか、個装箱ではFSC認証紙やバイオマスインキを使用するなど環境に配慮している。
詳細な発売日は決定していない。
NTT DOCOMOの取扱店を通じて2023年2月以降に発売する予定である。
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