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クアルコムとイリジウム、スマホで衛星通信を実現するSnapdragon Satelliteを発表



米国(アメリカ)のQualcommの完全子会社で同国のQualcomm Technologiesおよび同国のIridium Communicationsはソリューション「Snapdragon Satellite」を発表した。

Snapdragon Satelliteは緊急用途、SMS、その他のメッセージアプリケーションなどで衛星経由の双方向メッセージを実現するソリューションである。

OSにAndroidを採用したスマートフォン向けに開発を進めている。

Qualcomm TechnologiesおよびIridium CommunicationsはQualcomm Technologiesが開発するSnapdragon Mobile Platformを搭載したスマートフォンで衛星経由の双方向メッセージを実現するための契約を締結した。

そのため、Snapdragon Satelliteに基づく衛星通信はIridium Communicationsが運用する衛星を用いる。

周波数はIridium CommunicationsのLバンドを使用する。

低軌道衛星から構築する衛星経由の第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を5G NTNと呼称しており、5G NTNの整備の進捗に合わせて、将来的には5G NTNにも対応する計画である。

Qualcomm Technologiesが開発したチップセットであるSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platformを搭載したスマートフォンで最初にSnapdragon Satelliteを実装することが決定している。

Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platformはプレミアムなスマートフォン向けに開発したハイエンドのチップセットとなる。

まずはプレミアムなスマートフォンでSnapdragon Satelliteに基づく衛星通信機能を搭載することになる。

将来的にはタブレット、パソコン、車両、IoT機器など適用範囲をスマートフォン以外の製品にも拡大する計画である。

Snapdragon Satelliteに基づく衛星通信機能は一部の地域で発売するスマートフォンを対象として2023年後半に商用化する。

Qualcomm

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