日本でOrbic TAB8 4Gを発売へ、RC8L1T-RWが技適を通過
- 2023年01月11日
- Android関連
米国(アメリカ)のOrbic North Americaはタブレット「Orbic TAB8 4G」を日本で発売することが分かった。
Orbic North America製のLTE/W-CDMA端末「RC8L1T-RW」が2022年12月23日付けでオランダのTeleficationを通じて電波法に基づく工事設計認証および電気通信事業法に基づく設計認証を取得した。
特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)に併記する電波法に基づく工事設計認証の工事設計認証番号は201-220673で、電気通信事業法に基づく設計認証の設計認証番号はADF22-0169201となる。
電気通信事業法に基づく設計認証の設計認証番号から第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式で音声通話を行うVoLTE (Voice over LTE)に対応することが分かる。
RC8L1T-RWはOrbic TAB8 4Gの型番のひとつである。
4Gに対応したエントリークラスのタブレットで、約8インチのディスプレイを搭載する。
豪州(オーストラリア)で発表しており、加入件数を基準として豪州で最大手の移動体通信事業者(MNO)であるTelstraが取り扱う。
日本向けには発表していないが、日本の認証である電波法に基づく工事設計認証および電気通信事業法に基づく設計認証を取得したため、日本で販売するために準備を進めていると考えられる。
TeleficationではOrbic North Americaが認証取扱業者となるが、一部の認証では関係会社で米国のReliance Communicationsが認証取扱業者として機能しているため、Orbic North AmericaもしくはReliance Communicationsの製品となる。
日本法人としてOrbic Japanが存在しており、日本ではOrbic Japanを通じて事業を行うと推測できる。
これまでは、米国で携帯端末などを展開してきたが、初めての国際展開として豪州に参入した。
最初の国際展開となる豪州で最初に発売した製品がOrbic TAB8 4Gである。
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