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4Gと5Gに対応したQUCELL製の楽天モバイル向け基地局が技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明や工事設計認証などを受けた機器の情報を更新した。

韓国のQUCELL Networks製の基地局「QC-431J」が2022年12月23日付けでDSP Researchを通じて工事設計認証を取得したことが分かった。

工事設計認証番号は003-220328である。

特定無線設備の種別は証明規則第2条第11号の20に規定する特定無線設備および証明規則第2条第11号の29に規定する特定無線設備で工事設計認証を受けている。

それぞれLTE用基地局等およびTD-5G-NR(Sub6帯)用基地局に該当するため、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式および第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応した基地局と分かる。

周波数はLTE方式が1840~1845MHzの5MHz幅もしくは1825~1845MHzの20MHz幅、NR方式が3800~3900MHzの100MHz幅で動作する。

いずれもRakuten Mobile (楽天モバイル)が割当を受けた周波数であるため、Rakuten Mobileの4Gおよび5Gに対応した基地局と考えられる。

これまでに、QUCELL Networksは日本法人のAccuverを通じてRakuten Mobileに基地局を納入した実績がある。

LTE用フェムトセル基地局のQC-110JWおよびTD-5G-NR(Sub6帯)用基地局のQC-330JをRakuten Mobileに納入したことが確認できている。

なお、QC-110JWはRakuten MobileがRakuten Casa 6として提供している。

QUCELL NetworksはRakuten Mobile向けに新たな基地局を開発していることになる。

総務省

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