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フィリピンのGlobe Telecomが2022年通期の業績を発表



フィリピンの移動体通信事業者(MNO)であるGlobe Telecomは2022年通期の業績を発表した。

2022年12月31日に終了した12か月間となる2022年通期の連結売上高は前年同期比3.8%増の1,579億7,900万フィリピンペソ(約3,786億5,307万円)、当期純利益は前年同期比45.9%増の346億400万フィリピンペソ(約829億4,084万円)となった。

業績の発表に伴い事業別の業績も公表している。

携帯通信サービスの売上高は前年同期比3.0%増の1,075億2,000万フィリピンペソ(約2,577億411万円)で、全体の68.1%となる。

Globe Telecomの業績報告の事業区分を基準として携帯通信サービスはGlobe Telecomにとって最大の事業となっている。

携帯通信サービスの内訳は音声通話が13.9%、SMSが8.2%、データ通信が77.9%である。

前年同期比で音声通話およびSMSは減少傾向で、特に音声通話は2桁の減少を記録した。

音声通話とSMSが減少する一方で、データ通信の増加傾向は継続している。

なお、携帯通信網を利用した固定無線通信サービスは携帯通信サービスに含まれない。

2022年12月31日時点の事業データも公表した。

携帯通信サービスの加入件数は前年同期比0.04%減の86,746,672件となった。

加入件数のうちポストペイド回線が2,529,694件で2.9%、プリペイド回線が84,216,978件で97.1%を占める。

SIMカードの利用に係る登録の義務化に伴い加入件数は減少する見込みである。

2022年には1,702か所で基地局を新規に開設したほか、13,600か所の基地局で第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を導入した。

2,267か所の基地局では第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を導入しており、フィリピン全土で5Gの整備を進めた。

5Gを利用できる都市は2022年12月31日時点で前年同期比141.4%増の70都市に達している。

Globe Telecomは東南アジアで最初に5Gを商用化した移動体通信事業者で、2023年も5Gの整備を推進する。

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