北海道のI-TEC SolutionsがPLMN番号を取得

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I-TEC Solutionsは公衆陸上移動体通信番号(Public Land Mobile Network Number：PLMN番号)を取得したことが分かった。

国際電気通信連合(International Telecommunication Union：ITU)が通知しており、I-TEC SolutionsはPLMN番号として441-212の指定を受けている。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications：MIC)が公開する2022年7月1日時点の指定状況ではI-TEC Solutionsに対するPLMN番号の指定を反映していない。

そのため、I-TEC Solutionsは2022年7月2日から2023年2月15日までの期間にPLMN番号の指定を受けたと考えられる。

PLMN番号は3桁の国コード(Mobile Country Code：MCC)と2桁もしくは3桁の事業者コード(Mobile Network Code：MNC)で構成している。

日本の国コードは440もしくは441であるため、I-TEC SolutionsのPLMN番号は441がMCC、212がMNCとなる。

なお、MCCは国際電気通信連合が指定を行い、MNCは日本では総務大臣が指定する。

I-TEC Solutionsは北海道苫小牧市に本社が所在する会社である。

主要株主には苫小牧市などが含まれている。

苫小牧市では地域広帯域移動無線アクセス(地域BWA)の無線局免許を取得しており、インターネット接続サービスなどを提供している。

地域BWAの無線局免許は目的を電気通信事業用として2021年10月26日に2局、2022年9月30日に2局、2022年12月20日に2局、合計で6局を取得した。

地域BWAでは高度化方式として事実上の第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を導入および運用する。

地域BWAの高度化方式を導入した事業者はローカル5Gも導入する事例が少なくないため、将来的にはローカル5Gの導入も検討していると思われる。