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マレーシアのMaxisが2022年通期の業績を発表



マレーシアのMaxisは2022年通期の業績を発表した。

2022年12月31日に終了した12か月間となる2022年通期の連結売上高は前年同期比5.9%増の97億8,900万マレーシアリンギット(約2,996億9,356万円)、所有者に帰属する当期純利益は前年同期比9.6%減の11億8,200万マレーシアリンギット(約361億8,733万円)となった。

Maxisの主要事業はマレーシアにおける携帯通信事業である。

携帯通信事業はMaxisの完全子会社でマレーシアの移動体通信事業者(MNO)であるMaxis Broadbandが事業会社で免許人となる。

業績の発表に伴い2022年12月31日時点のMaxis Broadbandの事業データも公表している。

携帯通信サービスの加入件数は前年同期比0.3%増の1,187万9,000件となった。

携帯通信サービスの加入件数のうちM2Mを含めたポストペイド回線は459万1,000件、プリペイド回線は714万7,000件、データ通信専用回線は14万1,000件となっている。

2022年12月31日に終了した3か月間となる2022年第4四半期のマレーシアリンギット(MYR)ベースのARPUはM2Mを除いたポストペイド回線が72.7マレーシアリンギット(約2,226円)、プリペイド回線が31.8マレーシアリンギット(約974円)、合計が47.8マレーシアリンギット(約1,463円)である。

2022年第4四半期の月間平均データ通信量はポストペイド回線が29.3GB、プリペイド回線が24.9GB、合計が26.6GBとなった。

マレーシア政府は第5世代移動通信システム(5G)の整備で単一卸売網を採用したため、マレーシアではマレーシア政府が設立したDigital Nasionalが5Gを整備できる唯一の移動体通信事業者となる。

Maxis Broadbandが加入者に5Gを提供するためにはDigital Nasionalと5Gアクセス合意を締結してDigital Nasionalから5Gの卸提供を受ける必要がある。

当初は2023年1月までに5Gアクセス合意を締結する予定と発表していたが、2023年1月中に締結していない。

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