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NTTドコモ向けdtab Compact d-52Cはアップデートでn1などに対応へ



NTT DOCOMOが発売するタブレット「dtab Compact d-52C」はソフトウェアのアップデートで携帯通信の周波数を追加する見込みであることが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページではdtab Compact d-52Cの電波法に基づく工事設計認証に関する情報を掲載している。

工事設計認証は相互承認(MRA)による工事設計認証で2022年10月24日および2023年1月18日付けで取得した。

なお、認証取扱事業者は中国のLenovo (Shanghai) Electronics Technology (聯想(上海)電子科技)となっている。

携帯通信網はNR (FR1, FDD) n1/n28, NR (FR1, TDD) n78/n79, LTE (FDD) B1/B3/B19/B21, LTE (TDD) B39/B41, W-CDMA Iで工事設計認証を受けている。

工事設計認証を受けた周波数が日本国内で利用できる周波数となる。

NTT DOCOMOが公開した仕様表では第5世代移動通信システム(5G)のNR方式はn28およびn78/n79に対応すると案内している。

n1は記載していないほか、n78は3.7GHz帯に限り対応しており、n78でも3.4GHz帯、3.5GHz帯、3.4-3.5GHz帯は非対応となっている。

しかし、工事設計認証ではハードウェアとしてはn1に対応することを確認できる。

n78の周波数範囲と帯域幅は3400~3800MHzにおいて20MHz幅、40MHz幅、50MHz幅、60MHz幅、80MHz幅、90MHz幅、100MHz幅で動作するため、ハードウェアとしてはNTT DOCOMOが40MHz幅で運用する3.4GHz帯および3.5GHz帯、80MHz幅で運用する3.4-3.5GHz帯にも対応できることが分かる。

NTT DOCOMOの5Gに対応した製品は発売後にソフトウェアのアップデートを通じて周波数を追加する事例も少なくない。

dtab Compact d-52Cも発売後にソフトウェアのアップデートを通じて周波数を追加すると思われる。

NTT DOCOMOは2023年3月3日にdtab Compact d-52Cを発売する。

総務省

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