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KDDIがStarlinkを活用した車載型基地局と可搬型基地局を導入



KDDIおよび同社の完全子会社であるKDDI Engineering CorporationはSpaceXとして事業を行う米国(アメリカ)のSpace Exploration Technologiesが提供する衛星ブロードバンドサービスであるStarlinkを活用した車載型基地局および可搬型基地局を導入すると発表した。

Starlinkをバックホール回線として利用する車載型基地局および可搬型基地局を導入することになる。

バックホール回線として利用する衛星通信機材を変更することで、基地局設備の小型化および軽量化を実現している。

従来の衛星通信機材は直径が1000mmで、質量が50kgであるが、変更後は長さが575mm、幅が511mm、質量が7kgとなった。

大幅な小型化および軽量化によって持ち運びや設置が容易となる。

そのため、設置に要する時間の短縮に貢献するほか、運搬に必要な人員の稼働も低減できる。

Starlinkは低軌道衛星と通信するため、衛星経由の通信でも従来の静止軌道衛星を利用した基地局と比較して高速かつ低遅延な通信を実現する。

地震や台風などが発生時には通常の基地局が停止して携帯通信網が圏外となる場合もある。

携帯通信網が圏外の地域に対して迅速に展開することで、迅速な通信の復旧および復旧作業に携わる人員に安心かつ安全な環境の構築が期待できる。

KDDIおよび同社の子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)が提供するau、UQ mobile、povoの携帯通信サービスおよびKDDIとローミング協定を締結した通信事業者の携帯通信サービスで利用できることになる。

2023年春以降に日本全国で順次導入する計画である。

KDDI

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