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ソニーのNURO Wireless 5G向け新型ルータはミリ波やWi-Fi 6Eにも対応へ



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。

Sony Wireless Communications製のNR端末「WCE-G3000」が2023年2月22日付けでDSP Researchを通じて電波法に基づく工事設計認証を受けたことが分かった。

工事設計認証番号は003-220360である。

携帯通信網はNR (FR1, FDD) n79, NR (FR2, TDD) n257で工事設計認証を受けている。

無線LANでも工事設計認証を受けており、周波数は2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯に対応している。

WCE-G3000は未発表端末の型番である。

携帯通信網はNR方式に限り対応しているため、無線アクセスネットワーク(RAN)構成はNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)構成に限り動作することになる。

n79は4800~4900MHzの100MHz幅、n257は28200~28400MHzの200MHz幅もしくは28200~28600MHzの400MHz幅で利用できる。

いずれもローカル5G向けの周波数となる。

Sony Wireless CommunicationsはSony Groupの完全子会社で、ローカル5Gの制度を活用してNURO Wireless 5Gとして無線通信サービスを提供している。

NURO Wireless 5Gでは端末として据置型無線LANルータのWCE-G1000を提供しているが、型番からWCE-G3000はWCE-G1000の後継機種と推測できる。

そのため、WCE-G3000はNURO Wireless 5G向け据置型無線LANルータの新機種と考えられる。

WCE-G1000ではローカル5Gはn79に限り対応していたが、新機種ではn257にも対応することになる。

無線LANは新たに6GHz帯も利用できるため、Wi-Fi AllianceがWi-Fi 6Eとして展開する6GHz帯のIEEE 802.11axにも対応すると思われる。

総務省

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