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Cellcardを運営するカンボジアのCamGSM、上場を原則承認



カンボジアの移動体通信事業者(MNO)でCellcardとして携帯通信事業を行うCamGSMはカンボジア証券取引所が実施した上場に係る適格審査を通過したことが分かった。

カンボジア証券取引所は適格審査でCamGSMの上場を原則として承認したと案内しており、9番目の上場会社となる見込みである。

最終的にはカンボジアの政府機関であるカンボジア証券取引委員会(Securities and Exchange Regulator of Cambodia)から承認を取得後に完全な上場の要件を満たすことになる。

公開価格は1株あたり2,270カンボジアリエル(約74円)もしくは0.57米ドル(約75円)となる。

なお、上場会社となることに伴い正式な商号はCamGSM Co., Ltd.からCamGSM PLC.に変更している。

CamGSMはカンボジアのRoyal Groupの子会社で、1996年4月20日にRoyal GroupとルクセンブルクのMillicom International Cellularが合弁会社としてカンボジアの首都・プノンペン都で設立した。

当初の出資比率はRoyal Groupが38.5%、Millicom International Cellularの子会社でオランダのMillicom Holdings Cambodiaが61.5%で、Millicom International Cellularの子会社と位置付けていた。

2009年11月26日に合弁を解消しており、Royal Groupの完全子会社となった。

主要事業はカンボジアにおける移動体通信事業者として行う携帯通信事業である。

設立時にカンボジアの政府機関で電気通信分野の規制を司る郵電省(Ministry of Posts and Telecommunications)から携帯通信事業の免許を取得した。

携帯通信事業の免許ではカンボジア全土を対象に第2世代移動通信システム(2G)のGSM方式の導入を認めており、有効期間は25年間に設定していた。

1997年3月にプノンペン都で携帯通信サービスを商用化しており、1999年には免許の有効期間を35年間に延長している。

2005年には第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式、2017年には第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式も導入した。

カンボジア全土で携帯通信網の高度化を進めている。

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