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イスラエルのASOCS、O-RAN準拠のローカル5G基地局の技適取得



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明や工事設計認証などを受けた機器の情報を更新した。

イスラエルのASOCS製の基地局「CYRUS 2.0 5G Radio Unit n79」が2022年9月30日および2022年12月7日付けで工事設計認証を取得している。

工事設計認証番号は1度目が205-220036、2度目が205-220046となっている。

特定無線設備の種別は証明規則第2条第11号の29に規定する特定無線設備であるため、TD-5G-NR(Sub6帯)用基地局となる。

周波数範囲は4800~4900MHz、帯域幅は100MHz幅で動作する。

ローカル5G向けの周波数で動作するため、ローカル5Gの基地局と分かる。

第5世代移動通信システム(5G)の無線方式はNR方式である。

NR BandはFR1のn79となる。

ASOCSはイスラエルの会社で、イスラエルの中央地区ロシュ・ハーインに本社が所在する。

2023年2月1日にはO-RANに準拠したローカル5G向け基地局の無線装置の工事設計認証を取得したことを発表している。

そのため、工事設計認証を取得した基地局はO-RANに準拠したローカル5Gの無線装置であることが分かる。

オープン無線アクセスネットワーク(オープンRAN)の仕様策定を推進する標準化団体であるO-RAN ALLIANCEで策定したO-RANの標準仕様に準拠していることになる。

ASOCSはローカル5G向けに集約ノードおよび分散ノードの機能を有するソフトウェアも提供している。

ローカル5G向けのソフトウェアはITOCHU Techno-Solutions Corporation (伊藤忠テクノソリューションズ)が販売代理店として2023年3月1日に日本で販売を開始した。

総務省

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