AQUOS sense7 SHG10が5G SAに対応、当初は対応機種に掲載なし

KDDIはSHARP製のスマートフォン「AQUOS sense7 SHG10」に対して新たなソフトウェアのアップデートを実施すると案内した。

AQUOS sense7 SHG10に対しては2023年5月23日より新たなソフトウェアのアップデートを提供している。

主な更新内容は5G SAの対応およびセキュリティ機能の改善である。

ソフトウェアのアップデートは端末単体で適用できる。

目安の所要時間は約45分で、アップデートファイルの容量は約650MBとなっている。

KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)は2023年4月13日にauの個人顧客向けに5G SAを商用化した。

5G SAはスタンドアローン(SA)構成のNR方式に準拠した5Gサービスである。

なお、NR方式は第5世代移動通信システム(5G)の無線方式で、NR方式が単独で動作する無線アクセスネットワーク(RAN)構成がSA構成となる。

5G SAを利用するためには回線と端末の両方で準備が必要となることに留意しておきたい。

回線は5G SA契約に変更を行い、端末は設定で5G SA通信機能をオンにする必要がある。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone Companyは2023年4月11日付けのニュースリリースを通じて5G SAに対応するスマートフォンを掲載しており、発売時点で対応する機種とソフトウェアのアップデートで対応する機種に分けて案内していた。

AQUOS sense7 SHG10は5G SAに対応する機種として掲載していなかったが、ソフトウェアのアップデートで5G SAに対応することになった。

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