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シャープ、Qi対応の5GスマホAQUOS R7sを準備中



SHARP製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SH-R70」が2023年7月20日付けで米国(アメリカ)のWireless Power Consortium (WPC)の認証を通過した。

Wireless Power ConsortiumはQiに準拠した無線充電の策定および普及を推進する標準化団体である。

SH-R70はQiに準拠した無線充電に対応した製品としてWireless Power Consortiumの認証を受けた。

そのため、Qiに準拠した無線充電に対応することが分かる。

SH-R70は未発表端末の型番である。

Wireless Power Consortiumの認証では製品名をAQUOS R7sと記載している。

これまでに、SH-R70はインドネシアの政府機関である工業省(Ministry of Industry)の認証も通過した。

工業省が規定した国産品優先政策に基づく国産化率に係る認証を取得しており、国産化率は35.93%となっている。

なお、インドネシアでは製造業の発展を目的に国産品優先政策を掲げている。

インドネシア国内で販売する特定の商品には品目に応じて国産化率の要件を設定しており、実質的に一定の割合で部品などに国産品を使用することを義務化している。

2022年4月18日以降は第4世代移動通信システム(4G)もしくは第5世代移動通信システム(5G)に対応した携帯端末では国産化率の要件を従来の30%から35%に引き上げたが、SH-R70はインドネシアで販売するための要件を満たしている。

SHARPのインドネシア法人であるSharp Electronics IndonesiaはSH-R70をインドネシアで販売するために必要な手続きを進めていることが分かる。

SH-R70はAQUOS R7sの型番であるため、インドネシアでAQUOS R7sを販売する計画と考えられる。

Qi

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