沖縄セルラー電話が2023年度Q1の業績を発表

Okinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)は2024年3月期(2023年度)第1四半期の業績を発表した。

2023年6月30日に終了した3か月間となる2023年度第1四半期の連結売上高は前年同期比0.2%減の185億円、親会社の所有者に帰属する当期純利益は前年同期比8.0%増の33億2,500万円となった。

業績の発表に伴い2023年6月30日時点の事業データも掲載している。

携帯電話サービスの総契約数は前年同期比2.0%増の665,500件である。

純増数は前年同期比13.8%増の3,300件となっている。

なお、前年同期比で純増数は増加したが、前年同期は第3世代移動通信システム(3G)の終了に伴う2,300件の解約が発生したことに留意しておきたい。

端末販売台数は前年同期比5.5%減の34,500台となった。

純増を維持して総契約数は増加したが、端末販売台数は減少したことになる。

総契約数、純増数、端末販売台数は百未満を四捨五入した数値で、au、UQ mobile、povoのスマートフォンとフィーチャーフォンが集計の対象となっている。

auのスマートフォンでは第5世代移動通信システム(5G)の浸透率が54.6%に達した。

5Gの人口カバー率は沖縄県全島で94.3%に達しており、2023年度のうちに95%を達成する見込みという。

2022年10月28日に発表した中期経営計画では2024年度に95%を目標に掲げていた。

そのため、中期経営計画より早くに目標を達成することになる。

Okinawa Cellular Telephone CompanyはKDDIの連結子会社である。

本社は沖縄県那覇市に所在する。

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