マカオ特別行政区で5G加入件数が40万件に、3割が5G加入
- 2023年08月25日
- 海外携帯電話
マカオ特別行政区の政府機関で電気通信分野などの規制を司る郵電局(Direccao dos Servicos Correios e Telecomunicacoes)はマカオ特別行政区における電気通信分野の統計資料を更新した。
毎月の電気通信分野の統計資料の更新に伴い2023年6月末時点の情報を掲載しており、事実上の2023年第2四半期末時点の情報となる。
携帯通信サービスの加入件数は1,312,695件である。
2022年9月から10か月連続で増加を記録しており、2023年6月に130万件を上回った。
マカオ特別行政区の人口は2023年第2四半期末時点で678,800人であるため、おおよその携帯通信サービスの人口普及率は約193.38%となる。
加入件数ごとの契約種別の内訳も公表している。
第3世代移動通信システム(3G)はポストペイド回線が20,392件、プリペイド回線が4,250件である。
LTEはポストペイド回線が633,893件、プリペイド回線が253,873件となっている。
第5世代移動通信システム(5G)はポストペイド回線が311,786件、プリペイド回線が88,499件となった。
3Gは24,642件で約1.88%、LTEは887,766件で約67.63%、5Gは400,285件で約30.49%を占める。
5Gは2023年6月中に初めて加入件数が40万件、占有率が30%を上回った。
なお、3Gと5Gは通信の世代で、LTEは第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるが、郵電局は免許の種別を基準に表記するため、3G、LTE、5Gの表記となる。
統計資料はマカオ特別行政区で携帯通信事業を行う4社の移動体通信事業者(MNO)が集計の対象となっている。
5Gは2社の移動体通信事業者が商用化した。
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