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レバノンの携帯電話事業者Alfa、南部の国境地帯で停波



レバノンの国有の移動体通信事業者(MNO)でAlfaとして携帯通信事業を行うMobile Interim Company 1 (MIC1)はレバノンの南部に位置する国境地帯で携帯通信サービスを利用できない状況が発生および継続していることを発表した。

レバノンでは2020年7月頃から全土で深刻な電力不足が継続しており、送電網を通じた安定的な電力の確保が困難となっている。

そのため、Mobile Interim Company 1は基地局に発電機を配備して基地局を構成する通信設備の維持に必要な電力の確保に努めている。

発電機の稼働には燃料が必要であるが、レバノンの南部に位置する国境地帯では衝突が激化しており、Mobile Interim Company 1の関係者が基地局まで到達できていない。

その結果として発電機に燃料を補給できず、通信設備の維持に必要な電力を確保できていないため、2023年11月上旬頃より携帯通信網の停波が発生している。

停波した基地局でカバーする地域では携帯通信サービスを利用できない状況となっている。

影響を受ける詳細な自治体までは公表していないが、基本的にはレバノンの南部に位置する国境地帯で開設した基地局でカバーする周辺の地域が影響を受ける対象となる。

主に南レバノン県やナバティエ県の一部で影響が発生していると思われる。

なお、無線方式は第2世代移動通信システム(2G)のGSM方式、第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を運用しているが、いずれも影響を受けている。

Mobile Interim Company 1は携帯通信サービスの提供を確保するために治安機関と緊密に協力しているという。

携帯通信網の停波は一時的と案内しているが、復旧の時期など詳細は公表していない。

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