KDDIと沖縄セルラー電話、5G国際ローミングを提供
- 2023年11月12日
- KDDI-総合
KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)は5G国際ローミングを提供していることが分かった。
2023年9月19日よりKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone Companyが展開するau、UQ mobile、povoの携帯通信サービスで5G国際ローミングを提供しているという。
5G国際ローミングでは国際ローミングで第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式を利用できる。
2023年10月26日時点で5G国際ローミングの対象となる国と地域は中国、台湾、米国(アメリカ)である。
対象の移動体通信事業者(MNO)は中国がChina Unicom (中国聯通)として携帯通信事業を行うChina United Network Communications (中国聯合網絡通信)、台湾がChunghwa Telecom (中華電信)、米国がAT&T Mobilityとなっている。
5G国際ローミングを利用する場合は5G国際ローミングの対応機種を利用したうえで、auとUQ mobileでは5Gの料金プランに加入する必要がある。
オンライン専用で展開するpovoは2021年9月14日より標準で5Gに対応している。
端末側の設定でデータローミングおよび5Gを有効化する必要もある。
データローミングおよび5Gを有効化する方法は機種によって異なる。
5G国際ローミングの対応機種は2023年10月26日時点で米国のApple製の5Gに対応したiPhoneおよびiPad、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のGalaxy Z Fold5 SCG22およびGalaxy Z Flip5 SCG23となっている。
iPhoneはiOS 17以降、iPadはiPadoS 17以降で5G国際ローミングに対応する。
UQ mobileではiPhoneで5G国際ローミングを利用できず、対応時期は改めて案内するという。
なお、5G国際ローミングの対応機種でも5G国際ローミングを利用できる国と地域は機種によって異なる。
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone Companyは5G国際ローミングの対象となる国と地域を順次拡大する予定である。
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