携帯電話事業者各社の基地局、石川県で停波が増加
- 2024年01月03日
- docomo-総合, KDDI-総合, Rakuten-総合, SoftBank-総合
2024年1月1日に発生した石川県能登地方を震源とする令和6年能登半島地震の影響で携帯電話事業者各社の基地局は石川県で停波した基地局が増加していることが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は同省が所管する通信関係、放送関係、郵政関係で確認できた影響を開示した。
通信関係の携帯電話では基地局の停波が確認されている。
2024年1月3日の7時30分時点の情報となる第13報ではNTT DOCOMOは石川県七尾市、輪島市、珠洲市、志賀町、穴水町、能登町で241局が停波している。
2024年1月2日の16時時点の情報となる第12報からは新潟県では停波した全部の基地局が復旧したが、石川県では停波した基地局が増加した。
KDDIは石川県七尾市、輪島市、珠洲市、志賀町、穴水町、能登町で252局が停波している。
第12報からは石川県で停波した基地局が増加した。
SoftBank Corp.は石川県七尾市、輪島市、珠洲市、志賀町、穴水町、能登町で231局、新潟県糸魚川市および上越市で40局が停波している。
第12報からは新潟県で停波した基地局が減少しており、石川県では変わりない。
Rakuten Mobile (楽天モバイル)は石川県七尾市、輪島市、珠洲市、宝達志水町、穴水町、能登町で75局が停波している。
第12報からは石川県で停波した基地局が増加した。
SoftBank Corp.以外の携帯電話事業者は石川県で停波した基地局が増加したことが分かる。
基本的に携帯電話の基地局には商用電源の停止に備えて予備電源を配備しているが、石川県では長期の停電を受けて予備電源も枯渇したため、電力の供給の停止に伴い停波したと考えられる。
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