パプアニューギニアの携帯電話小売Fone Haus、非常事態宣言下も一部店舗の営業再開へ
- 2024年01月14日
- 海外携帯電話
パプアニューギニアのFone Hausは一部店舗の営業を再開すると案内した。
パプアニューギニアでは2024年1月10日から同国の首都で首都区を構成するポートモレスビー市を中心に複数の都市で治安が急激に悪化しており、パプアニューギニア政府はポートモレスビー市全域を対象として2024年1月11日から14日間の非常事態宣言を即時発令している。
パプアニューギニアで携帯電話小売店を展開するFone Hausは治安の急激な悪化に伴い一部の店舗は閉鎖を余儀なくされた。
2024年1月12日までにポートモレスビー市で4店舗、東ニューブリテン州の州都・ココポ市で1店舗を閉鎖しているが、非常事態宣言下のポートモレスビー市では閉鎖した4店舗のうち3店舗は2024年1月15日から営業を再開するという。
営業の再開の対象ではない店舗に関しては改めて通知するまで閉鎖を継続する。
ほかにポートモレスビー市では2024年1月13日の18時(パプアニューギニア時間)から1店舗を閉鎖しており、再開の日程は未定である。
早期に営業を再開できるよう取り組んでおり、再開の日程が確定次第案内するという。
Fone Hausにとって従業員と顧客の安全の確保は最優先事項として店舗の閉鎖に関して理解を求めている。
公式ウェブサイトを通じてオンラインでも注文できることも合わせて案内している。
在パプアニューギニア日本国大使館によると、ポートモレスビー市では非常事態宣言の即時発令を受けて2024年1月12日以降は落ち着きを取り戻しているという。
一部の政府機関や商業施設は依然として閉鎖しているが、2024年1月12日以降はほとんどの商業施設は営業を再開している模様である。
Fone Hausはパプアニューギニアの携帯電話小売大手で、ニューギニア島およびニューブリテン島の主要都市で店舗を展開する。
国際事業としては東ティモール(ティモール・レステ)に参入している。
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