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ケニアの携帯電話事業者Airtel Kenyaが5Gを商用化



ケニアの移動体通信事業者(MNO)であるAirtel Networks Kenyaは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。

当初は16カウンティの18区で5Gを提供している。

5Gの基地局は合計で370か所以上に開設しているという。

第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式に対応したSIMカードの場合は自動で5Gに対応する。

5Gを利用する場合は5Gのエリアで5Gに対応した携帯端末を準備する必要があることに留意しておきたい。

5Gの無線方式としてはNR方式を導入した。

無線アクセスネットワーク(RAN)構成はLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で運用している。

サブ6GHz帯(Sub6)でTDDの周波数を使用することが分かっている。

なお、Airtel Networks Kenyaはインドの移動体通信事業者であるBharti Airtelの子会社である。

本社はケニアの首都・ナイロビ市に所在する。

ケニア全土を対象区域として携帯通信事業を行う。

5Gの導入後も4Gの強化は継続することを明確化している。

Bharti Airtelは子会社でアフリカ事業を統括する英国(イギリス)のAirtel Africaを通じてAirtel Networks Kenyaを保有する。

持分比率はAirtel AfricaがAirtel Networks Kenyaに対して100%、Bharti AirtelがAirtel AfricaおよびAirtel Networks Kenyaに対して56.01%となっている。

これまでに、ケニアの移動体通信事業者としてはSafaricomが5Gを商用化した。

そのため、Airtel Networks Kenyaはケニアで2番目に5Gを商用化した移動体通信事業者となった。

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