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MTN Groupが西アフリカの3か国から撤退へ、楽天シンフォニーと試験実施の対象国も



南アフリカのMTN Groupは西アフリカの3か国から撤退する見込みであることが分かった。

これまでに、中期的に西アフリカの3か国から整然と撤退するための評価を進めていることを開示していたが、マダガスカルのAxian Groupとは高度な協議を実施しているという。

撤退の対象となる西アフリカの3か国はギニア(ギニア・コナクリ)、ギニアビサウ、リベリアである。

MTN Groupは連結子会社を通じてギニア、ギニアビサウ、リベリアで移動体通信事業者として携帯通信事業を展開しており、3か国ともAxian Groupが関心を表明している。

なお、ギニアではAreeba Guinea、ギニアビサウではSpacetel Guinea-Bissau、リベリアではLonester Communications Corporationが携帯通信事業の事業会社となる。

MTN Groupによる持分比率はAreeba Guineaが75%、Spacetel Guinea-Bissauが100%、Lonester Communications Corporationが60%となっている。

西アフリカでは政治および経済的な理由から事業環境が厳しい国があり、一部の国では料金の値上げも検討しているが、MTN Groupとしては主力の市場に集中するために西アフリカの3か国からは撤退を検討することになった。

MTN GroupはRakuten Group (楽天グループ)が移動体通信事業者であるRakuten Mobile (楽天モバイル)を通じて完全所有するRakuten Symphony (楽天シンフォニー)とオープン無線アクセスネットワーク(Open RAN)の試験を実施することで合意しており、対象の国には南アフリカ、ナイジェリア、リベリアが含まれる。

MTN Groupが携帯通信事業で参入する国としてリベリアもOpen RANの試験の対象に含まれたが、MTN Groupはリベリアから撤退を検討することになる見込みである。

Axian Groupはマダガスカル、コモロ、タンザニア、セネガル、トーゴ、フランスの海外県であるレユニオンおよびマヨットで携帯通信事業を行う。

西アフリカではセネガルおよびトーゴで携帯通信事業を展開している。

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