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コソボのKosovo Telecom、5G基地局のベンダはクロアチアのENTに



コソボの移動体通信事業者(MNO)でValaとして携帯通信事業を行うKosovo Telecomは第5世代移動通信システム(5G)の基地局のベンダとしてスウェーデンのEricssonの関連会社でクロアチア(フルバツカ)のEricsson Nikola Tesla (ENT)を選定したことが分かった。

Ericsson Nikola TeslaはKosovo Telecomと1,500万ユーロ(約24億1,563万円)に相当する無線アクセスネットワーク(RAN)の近代化に係る複数年契約を締結したことを開示している。

Kosovo Telecomがコソボで開設した約400か所の基地局を対象としてRANの近代化を進める。

RANの近代化の一環として5Gの通信設備を供給することも契約に含まれる。

対象の基地局では2024年12月末までにRANの近代化を完了する計画である。

特にコソボの首都・プリシュティナ市では2024年の初夏までにRANの近代化を完了する見通しという。

Ericsson Nikola TeslaはRANの維持や近代化で引き続きKosovo Telecomと協力すると表明している。

これまでも、Ericsson Nikola TeslaはRANの近代化でKosovo Telecomと協力してきたが、初めて供給する通信設備の対象に5Gを含めており、Kosovo TelecomはEricsson Nikola Teslaの協力を受けて5Gを導入することになる。

Kosovo Telecomはコソボ政府が完全所有する国有の移動体通信事業者である。

本社はプリシュティナ市に所在する。

当初はモナコの移動体通信事業者であるMonaco TelecomがKosovo Telecomの携帯通信網の展開や運用を担当していた。

ベンダの選定や調達を含めた多くの業務をMonaco TelecomからKosovo Telecomに移管しているが、Monaco Telecomは引き続きKosovo Telecomの携帯通信事業に協力している。

なお、コソボではKosovo Telecomを含めた2社の移動体通信事業者が携帯通信事業を行うが、いずれも5Gは商用化していない。

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