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台湾の携帯電話事業者3社が6月30日に3G停波、音声通話は完全VoLTEに



台湾の移動体通信事業者(MNO)は2024年6月30日に第3世代移動通信システム(3G)を停波することが確定した。

台湾の移動体通信事業者はChunghwa Telecom (中華電信)、Taiwan Mobile (台湾大哥大)、Far EasTone Telecommunications (遠傳電信:FET)の3社で、いずれも2024年6月30日に3Gを停波する。

これまでに、Chunghwa Telecom、Taiwan Mobile、Far EasTone Telecommunicationsは2024年6月30日に3Gを停波する計画を公表していた。

2024年3月28日に台湾の政府機関で電気通信分野の規制を司る国家通訊伝播委員会(NATIONAL COMMUNICATIONS COMMISSION:NCC)より3Gの停波に係る承認を受けたという。

同日には消費者保護団体や県市政府などを招待して国家通訊伝播委員会と共同で会議を開催しており、3Gの停波に関する周知の強化に努める。

3社とも3Gの無線方式はW-CDMA方式を採用している。

第2世代移動通信システム(2G)のGSM方式は停波したため、3Gの停波に伴い音声通話は完全に第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式で行うVoice over LTE (VoLTE)で提供することになる。

なお、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式も導入しているが、NR方式はLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成のOption 3xで提供しているため、音声通話はアンカーバンドとして機能するLTE方式で行う。

3Gの停波までにVoLTEに対応した端末とSIMを用意したうえで、端末の設定でVoLTEが有効であることを確認するよう求めている。

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