NTTドコモとauがGalaxy Z Flip6を発売へ、SC-54EとSCG29がFCC通過

韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SC-54E」および「SCG29」が2024年6月24日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission：FCC)の認証を通過した。

FCC IDはA3LSMF741JPNである。

携帯通信網はNR (FR1, FDD) n5/n66, NR (FR1, TDD) n41, LTE (FDD) B2/B4/B5/ B12/B13/B66, LTE (TDD) B41, W-CDMA V, GSM 850/1900で認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、周波数は2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯を利用できる。

SC-54EおよびSCG29は未発表端末の型番である。

型番規則からSC-54EはNTT DOCOMO向け、SCG29はKDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)向けと分かる。

いずれもFCC IDからGalaxy Z Flip6の型番のひとつと考えられる。

そのため、SC-54EはGalaxy Z Flip6 SC-54E、SCG29はGalaxy Z Flip6 (SCG29)として製品化すると思われる。

KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone Companyは過去のGalaxy Zシリーズをauのラインナップで販売しているため、SCG29もauのラインナップで販売すると推測できる。

連邦通信委員会ではSC-54Eを基本モデル、SCG29を追加モデルとして同一の機器の扱いで認証を受けており、FCC IDも共通である。

SC-54EおよびSCG29はハードウェアを共通化していることになる。

なお、米国の政府機関である連邦通信委員会では原則として米国で利用できる周波数に限り認証を行う。

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