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台湾の遠傳電信が3G停波を完了、19年の歴史に幕



台湾の移動体通信事業者(MNO)であるFar EasTone Telecommunications (遠傳電信:FET)は第3世代移動通信システム(3G)の停波を完了したことが分かった。

3Gは無線方式としてW-CDMA方式を採用して2005年7月13日に商用化したため、約19年も3Gを提供したことになる。

Far EasTone Telecommunicationsを含めた台湾の移動体通信事業者は3社とも原則として2024年6月30日までに3Gの停波を行い、2024年6月30日をもって3Gの提供を終了することとなっていた。

しかし、Far EasTone Telecommunications以外の2社は3Gの停波に伴う影響を考慮して慎重に3Gの停波を進めており、Far EasTone Telecommunicationsが率先して3Gの停波を進めてきた。

Far EasTone Telecommunicationsは2024年4月22日に3Gの停波を開始しており、同時に公式ウェブサイトを通じて行政区単位の3Gの停波状況を案内することになった。

3Gの停波状況から台北市などでは2024年6月30日を待たずに3Gの停波を完了したことが分かっていた。

2024年7月1日付けで3Gの停波状況を更新しており、すべての行政区で2024年6月30日までに全面的に3Gの停波を完了したことを示している。

Far EasTone Telecommunicationsは予定通りに3Gの停波を完了して3Gを終了したことになる。

これまでに、第2世代移動通信システム(2G)の停波も完了したため、2024年7月1日以降は第4世代移動通信システム(4G)および第5世代移動通信システム(5G)を提供する。

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