フランスのOrange、パリ五輪に合わせ4GベースのPTTを提供
- 2024年08月05日
- 海外携帯電話
フランスの移動体通信事業者(MNO)であるOrangeはフランスの首都・パリ市を中心に開催する第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)の会場などで第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式をベースとするPress-To-Talk方式(PTT)方式の業務用無線を提供することが分かった。
第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)に合わせて優先接続用の回線を用意してLTE方式をベースとするPTT方式の業務用無線を端末とともに提供する予定である。
主に大会運営および放送局の関係者などを対象として提供する。
約15,000台の端末を提供する計画で、大会期間中に世界各地の放送局が拠点とする国際放送センター(IBC)を中心として地理的な制限なくトランシーバとして利用できるという。
完璧な音質に加えてメッセージや動画を送信する機能も備え、説明が容易ではない事象の共有に大変便利と強調している。
なお、Orangeは通信事業者としては独占的に第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)でプレミアムパートナーおよび公式サプライヤを務める。
パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(Paris 2024 Olympic and Paralympic Games Organising Committee)から公式な通信サービスを提供する通信事業者として業務委託を受けた唯一の通信事業者となっている。
そのため、Orangeは第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)に合わせてプライベート5GやLTE方式をベースとするPTT方式の業務用無線などを提供することになった。
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